- 施工管理を、
- 目指したいと思わせる
- 存在になる。
- 建築(施工管理)
- 尾崎 紀子
Profile
自分の仕事が、
誰かの想いを、
つなげていく。
大学で建築を専攻していたこともあり、その分野で就職したいと考えながら、会社選びをしていました。たまたま見つけた東亜建設という会社。土木じゃないの?と最初は思いましたが、調べるとマンションや大型施設、倉庫も手がけているのを知り、多種多様な施工をやっているこの会社なら、色々な現場をみながら、経験が積めるのではないかと思い応募しました。その後、順調に選考も進み、内定も一番早く出してくれたことに縁も感じ入社に至りました。
現在は、東京都内の高齢者向けの施設の現場で、施工管理として内装工事を主に担当しています。所長含め8名のメンバーで品質・安全・工程・原価の管理を行いながら、スケジュールに沿って竣工まで業務を行っています。建物は今日明日すぐに形になるものではありません。長い時間をかけてゆっくり形にしていくもの。作業を共に進める職人の皆さんの安全を担保しながら、計画した工程で滞りなく作業が進んでいく時に、やりがいを感じます。
自分にとって
譲れないものを
伝える大切さ
施工管理の仕事は、工程の各担当や実際に手を動かしていただく職人の方との意見を摺り合わせながら、ベストな答えを導き出す仕事だと感じています。それが仕事のやりがいにも難しさにもなります。先輩社員の方はもちろん、職人の皆さんもとても気さくなので、コミュニケーションを取りづらいと感じることはありません。ただ、お互いによりよいモノづくりを目指す中で譲れないこともありますし、当然スケジュールのことも考えなくちゃいけない。その中で私が気をつけているのは、「よく話を聞き、丁寧に話をすること」と、「私の譲れないもの」を持つことです。
気持ちよく良い仕事をしてもらうために、コミュニケーションを密に取りながら社員のみなさんや職人の方と話をして、ひとつの方法が難しければ違う方法を検討してみたり、スケジュール的に厳しいのであれば、私の提案した方法で工事を進めてもらったり。この工程を任せてもらっているという責任の上で、施工管理を行うことが出来てきていると思います。とはいえ、まだまだ若手なので至らない点も多いだろうなと反省することも多々あります。目くじらを立てずに同じ目線でコミュニケーションをとって下さっているので、そこはありがたく思っています。
女性の施工管理が
もっと、
増えるように。
新入社員として配属された前の現場では、全ての業務が初めてで不安も大きかったですが、その現場を経験したからこそ「これ知っている、分かる」と、職人さんとの打ち合わせもスムーズに進められることも多くなり、成長を実感できています。現場での経験や知識を蓄えて、将来的には主任、副所長を経て所長になることが目標です。そのための資格取得にむけた勉強も始めています。TOAでは、徐々に女性社員の施工管理職も増えてきてはいますが、まだまだ少ないと感じるので、女性の現場社員を引っ張っていけるような、施工管理を目指そうと思ってもらえる存在になっていきたいと考えています。
会社というのは何年も働く場所だと思うので、自分がいて居心地のいい場所+自分のやりたいことが出来る場所を探すのがいいと思います。居心地の良さで言えば、TOAはとてもいい会社だと感じます。幅広い年代の方、職人のみなさん、どの人もフランクで、話しやすく、仕事の相談も、雑談も、プライベートの相談もできる居心地のいい環境です。とてもオススメです。
1 DAY SCHEDULE の一例
私の自慢の写真
入社して最初に配属された現場の起工式後の集合写真です。最初の現場は解体工事から始まり、解体工事が終わった段階で新築工事が始まるということで起工式がありました。最初の3カ月は解体工事でしたが、起工式が節目となり、「これから建物を建てていくんだ、いいものができるように頑張ろう」と思ったことを覚えています。
こだわりの仕事道具
野帳とノートです。野帳にはその場で打ち合わせた内容や手配するものなどをサッと書き留めておきます。別のノートには、野帳に書いたもので内容が理解できなかったものや経験したことがないことに対して、先輩に教えてもらったことや自分で調べたことを詳しく書き留めます。後で見返して忘れないようにするのと、前の現場ではこんなことをやっていたな…と思い出すためのものです。
目指してもらえる
存在になりたい。
もっと東亜建設工業を知りたい方へ