東亜建設工業

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誰かのために仕事をする。
その想いを、意思を、
次世代につなげていく。
CROSS  TALK
常に前を向く。
その背中に
追いつくように。
作業所長
若手社員

若手の成長を促すためには
何が必要なのでしょうか。
ベテランと若手の対談から、
当社の若手を育てる風土を、
ぜひ感じてください。

Profile

作業所長

吉田 宏巳
1994年入社
鉱山学部土木工学科卒

大学時代の専攻は土木。海に近い街で生まれ育ち、海上土木に親近感を感じて入社。地元の港を東亜建設工業が工事していたこともあり、学生時代から社名に興味があった。現在は、国土交通省関東地方整備局発注の川崎港臨港道路東扇島水江町線主橋梁部(MP3)橋梁下部工事の責任者である作業所長を務める。

現場担当

小野 豪丸
2017年入社
海洋学部海洋地球科学科卒

高校生のころに東日本大震災を経験したことから、津波などの災害に強い港湾施設の施工に携わりたいと強く思うようになった。大学では、地震について学んでいたことから、津波実験装置などの技術研究開発施設のある東亜建設工業を志望した。現在は、現場担当として、施工管理などを行う。

国内最大級の鋼管矢板井筒工法
小野

私たちは現在、川崎港の京浜運河にて、橋の橋脚工事に携わっています。私は、基本的に施工管理を担っており、作業の進捗や作業員さんの安全確保、測量、図面制作などを主に行っています。様々な協力会社さんと連携をとりながら、スムーズに工事を進めていくことが私のミッションです。

私は、この工事の責任者として、契約で定められた工事目的物を発注者に引き渡すために、所要の施工・品質の確保はもちろん、事故防止のための安全・環境管理や予算管理など、工事全体の監督管理を行っています。若手が多く配属されている現場なので、人材育成も役割のひとつです。小野くんは、入社してからこの現場がはじめてだよね。はじめは、どんな印象だった?

吉田
小野

鋼管矢板井筒工法(鋼管矢板で海を囲って中の水を抜き、その中で橋脚を造っていく)で、42m×37m、深さ65mの工事。国内では最大級と言えるスケールに驚きました。

そう、若手のうちからこういった特殊な現場で経験が積めるのは、東亜建設工業のひとつの特長。この現場は他と比べても大きい規模だから、本当にいい経験ができていると思うよ。

吉田
小野

他の現場の同期と話す機会がありますが、桁が違うことに驚かれます。その分、覚えることも、調整ごとも多いですが、チャレンジさせていただける環境であることが嬉しいですね。

自分のために行う仕事はない。

はじめて小野くんに出会った時は、おとなしいという印象でしたね。割と心配になるくらい(笑)。でも、素直だなとも思いました。新入社員は、いいところを見せようと背伸びをしがちですが、こちらからすれば、そういうことは全然期待していなくて。はじめから仕事が、分かるわけがないですからね。まずは、こちらが伝えたことに素直に取り組んでくれることが大事かな。

吉田
小野

ありがとうございます。吉田所長の印象ですが、かなり厳しい所長と先輩方に伺っていましたので、その言葉のままの印象を抱いていました。当然、厳しい部分もありますが、仕事が大変な時は声をかけていただいたり、冗談も交えながら話していただいたりと、とても優しい方だなと思います。毎日が指導期間中のようなものですが、「自分のために行う仕事はなく、工事の発注者や自分の会社など、他のために仕事を行っている」とよく言われています。

基本的に仕事は、必ず相手がいてのもの。だからこそ、相手の気持ちを考えながら仕事を進めるべきだというのが、私の考えです。だからこそ若手には、誰かのために仕事をしているという気持ちを、常に持っていてほしいと伝えています。でも、小野くんははじめにくらべて、随分とたくましくなってきたよね。特に印象に残っていることは、今まで見てきた若手の中で、一番作業服が汚れているということ。がむしゃらに頑張っている証拠です。

吉田
小野

素直ということをおっしゃっていただきましたが、はじめは言われたことをなんとなくやっている、というような仕事の進め方だったと思います。ですが、吉田所長にその言葉をいただいてからは、責任感を持つようになりました。そこが変わった部分だと思います。

日々のコミュニケーションが重要。

やはり若手社員の育成には、今後も力を入れていきたいと考えています。自分の経験に基づいて、正解や適切である事柄を、確実に身につけるように指導しています。絶対に間違ったことは、覚えてほしくないんです。小野くんが、誰かの先輩や上司になった時にも、そのことを伝えられる人間になってほしいです。

吉田
小野

そうなっていくためにも、報告・連絡・相談を必ずするようにしています。いずれは自己完結できるようにならなければなりませんが、今はとにかく様々なことを経験しながら、自分の力として蓄えていく時期だと考えています。

そうだね。この現場は、年の近い先輩も多くいるので、若手としては安心できることも多いと思う。だけど、どの現場もそういうわけではない。少ない人数でプロジェクトを行う現場もあるから、そういった時に苦労してほしくないと思っています。

吉田
小野

現場では、私たちが指示したことを作業員の方がやってくださるわけですから、責任感を持って正しいことを伝えなければ、事故にも繋がりかねません。ですので、所長のおっしゃることを、常に肝に銘じて仕事を行うようにしています。

その意識は、ずっと大切にしてほしいです。後は、しっかりとコミュニケーションを取れる人になってほしいと思いますね。建設の仕事は、作業員さんへの現場指導はもちろん、発注者との会議、下請会社を含んだ数多くの会社との打合せなど、自分の意見を口に出して人に伝えることで成り立っています。まずは、元気に挨拶からコミュニケーションを積み重ねてください。

吉田
小野

わかりました。その教えを身につけて、様々な現場を経験することで、海洋土木のエキスパートになっていきたいです。今よりも、もっと大きな現場を任されるようになり、ゆくゆくは、吉田所長のような厳しさの中に、優しさがにじみでるような、面倒見のいい所長になりたいと考えています。

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